燃料微少漏洩に関する修正/補足事項。

 原子炉水の放射能について補足します。  沸騰水型では、タービンを回した後の復水器から引いている気体廃棄物処理系(オフガス系)に複数種の放射線モニタ(燃料漏れ早期検出用の高感度モニタ含む)があり、これらで炉水の放射能は検出可能です。  ERSSにもこの辺りの信号が行っていたとは思いますが、小生は今は他部門の人間なので確認不能です…
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原子力反対の劣化が残念過ぎる件/放射線モニタとERSS

 トンデモの度合いが凄まじく、相手をするのも馬鹿馬鹿しいので放置しようと思っていましたが、「九州の野菜購入を控える」との発言を見るに至り、一言二言書くことにしました。  そう、例のデマの件です。  今回のデマに関連して思い出したことがあります。  5~6年前、ロシアの原子力発電所でトラブルがありました。  ト…
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原子力発電所の供用期間中検査の対象漏れについて(序)

 一部の原子力発電所で供用期間中検査(ISI)対象機器のリスト漏れが確認され、原子力安全・保安院の指示により、各社で状況を確認することとなりました。  本件については小生もかつてのISI担当者として思うところがあるため、2~3回に分けて書いてみようかと思います。  今回はまず基本的な部分、「どんな点検なのか」について。  …
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九州電力のウェブサイトで銀河鉄道999

 既に一部のファン(と電力関係者)の間では良く知られていますが、九州電力さんのホームページで銀河鉄道999の短編連作アニメを見ることができます。 銀河鉄道999 ~時空を超えたエネルギーの旅~ http://www.kyuden.co.jp/gingatetsudou999.html  九州出身の松本零士氏の協力の下で作ら…
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自然エネルギーのための原子力

さて、予想通りになりましたよ。 ドイツは脱原発・自然エネルギーの国」と叫んでいた人達は、彼の国が日本同様に原子力や(国産石炭の)火力に頼っていると言う現実に、冷静に向き合うべきでしょう。 ドイツは(輸入・輸出を考慮すると)数%とは言え不足電力をフランスから輸入していますし、そうでなくとも電力の約25%は自国の原子力(何故…
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「脱原発」への反発?

まとめレス。 >元原発職員のかたの,脱原発に反発される気持ちはわかります。 >脱原発ともなれば人生が否定されるようなものですから。 ええっと、世界レベルでは「脱原発」から明らかに遠ざかっていますから、反発も何もしようがありませんよね・・・個人レベルで「脱原発」を目指す方のことでしょうか。 ここで「反原発」ではなくあえ…
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「もんじゅ」の中継機構脱落に関してあれこれ

 日本原子力研究開発機構の高速増殖原型炉「もんじゅ」において、炉内の燃料移動等に用いる「炉内中継機構」が脱落、炉内に落ちた・・との報道がありました。  小生自身は「もんじゅ」については一般の方に毛が生えた程度の知識しかありませんが、それでも、この報道を受けてのブログ等での批判的な発言については、首を傾げざるを得ません。  中には…
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解説:「原発の成績表」

<理解せぬままの報道、必要とされるメディアリテラシー>  先週、原子力安全・保安院より原子力発電所の保安活動総合評価(PI/SDP)の試評価結果が公表されました。  本評価について、電機新聞を除くマスコミ各社は「原発の成績表」と表現しています。(これは誤解を招く表現であり、適切ではない。後述。)  このためか、本制度に対する市…
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原子力稼動率向上への小さな一歩?

 原子力発電所のトラブル関連のニュースは、大から小まで毎週の様に数多く報道されていますが、最近、その中で小生が「おやっ?」と感じたものがありました。 福島第二原子力発電所1号機の原子炉隔離時冷却系隔離弁不具合に伴うプラント点検停止に係る調査状況およびプラントの起動について http://www.tepco.co.jp/cc/pr…
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「エネルギー教育も駄目」の原発アレルギー

少し古いのですが、5/17の電気新聞より。 文科省と経産省発行の小中学生向け副読本が教育現場に人気  文部科学省と経済産業省が3月2日に発行した原子力の小中学生向け副読本が教育現場で人気を博している。文科省が全国の全小中学校へ1部ずつ送付したところ、教育委員会や学校から「もっと冊子を送ってほしい」といった問い合わせが「予想以…
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原子力における安全文化とは

 先月、5月はチェルノブイル事故を契機として始まった「原子力エネルギー安全月間」でした。  丁度私も中国電力の島根の機器点検周期に関する報告書を読み終えたところでもあり、今回の話題は「安全文化(セーフティカルチャー)」です。  この「安全文化」という言葉。今でこそ広く使われるようになりましたが、元はチェルノブイル事故に関する…
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重力発電

コメント頂いた件について。 重力発電が何の事か良く解りませんが、以下の方法によるものであれば、実用化は不可能です。 「物体を高所に持ち上げて落下」 位置エネルギーを電力として取り出すのは可能ですが、そもそも高所へ物体を持ち上げる際に(損失を考慮すると)得られるれ以上のエネルギーを消費するので、最終的なエネルギー収支はマ…
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裏をとらない毎日新聞

 最近、他の方のブログ記事で知ったのですが、例の間違いだらけの反原発トンデモ文書が、毎日新聞のインターネットサイトで紹介されていました。 http://plaza.rakuten.co.jp/12months365days/diary/201004230002/  記事として取り上げる以上、真実か否かを確認するのは報道の基本…
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「安全文化」に言及した産経の良記事

今回、まず読んで戴きたいのがこの記事。 【主張】原発点検漏れ 安全文化の軽視危惧する http://sankei.jp.msn.com/economy/business/100405/biz1004050311000-n1.htm  実は小生もこの未点検問題について「安全文化」の観点から批判的な記事を書こうと考えていた…
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原子力反対とマスメディア

 中国電力さんが建設を開始している上関原子力発電所。  地裁は、実力行使による過激な妨害を繰り広げてきた反対派に対し、今後妨害を行うのであれば1日当たり500万円を支払うようにと言い渡しました。  この手の話題については、主に朝日新聞などのメディアでは反対派の活動に焦点を当てることが多いためか、「地元がみな反対しているのに国…
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NHK原発解体報道への疑義

 先日発売されたエネルギー業界誌、「エネルギーレビュー」3月号。  ここに、「徹底分析 一面的でバランスを欠いた番組 NHK原発解体報道への疑義」との記事が掲載されていました。  昨年NHKで放送された例の誤りだらけの番組「原発解体~世界の現場は警告する~」について、原子力技術者の集団である日本原子力技術協会の理事、規格基準部長…
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沸騰水型軽水炉の再循環ポンプメカニカルシールに海外品を採用

 本日付の電気新聞に、下記のニュースが掲載されていました。 東京電力がメカニカルシールをAECLから初調達  東京電力は沸騰水型軽水炉(BWR)プラントの原子炉再循環(PLR)ポンプで使うメカニカルシールを、カナダ原子力公社(AECL)から初めて調達した。現在、福島第一原子力発電所4号機のPLRポンプ2系統のうち1系統に導入…
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これが偏向と言わずして・・・NHKスペシャル「原発解体」

 ビデオ(今時VHS・・・)で見ました。  NHKスペシャル「原発解体」。  「よくもまぁ、ここまで偏った番組が作れたものだ」とあきれ返りました。  「原発解体」と言えば日本ではJPDR、米国でも複数基の実績があることは、原子力に関する知識が少しでもあれば知っている、いわば「業界の常識」なのですが、JPDRの関係者や米国の…
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トリウム熔融塩炉の技術

 最近の報道によると、古川博士の「トリウム熔融塩炉」に関する研究成果(知財)を一式、海外企業へ提供することになった模様。  この原子炉はこれまで第一人者である古川博士を中心に研究されており、かつて研究用の原子炉も作製されていました。  (一般向けの書籍も出版されています。)  他の原子炉との決定的な違いは、名前に現れているとお…
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制御棒に関する誤解と盲点

 軽水炉へのMOX燃料装荷に反対する方々の主張の中で「制御棒の効きが悪くなる」との主張があります。  実際には実験データよりかなり安全側に設定された基準よりもさらに低く、安全評価上も全く問題ないレベルなのに、何を問題視しているのだろう・・・と思っていたのですが、漸く謎が解けました。 「プルサーマルの安全性に関する誤解」 …
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