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zoom RSS 九州電力のウェブサイトで銀河鉄道999

<<   作成日時 : 2010/10/02 16:18   >>

驚いた ブログ気持玉 23 / トラックバック 0 / コメント 14

 既に一部のファン(と電力関係者)の間では良く知られていますが、九州電力さんのホームページで銀河鉄道999の短編連作アニメを見ることができます。

銀河鉄道999 〜時空を超えたエネルギーの旅〜
http://www.kyuden.co.jp/gingatetsudou999.html


 九州出身の松本零士氏の協力の下で作られたもので、999が4つの惑星(と地球)を巡り、登場人物達がエネルギーについて考える・・・と言った物語。

●第一話:太陽光「のみ」に頼る惑星での大規模停電を通し、複数のエネルギー源によるベストミックスの重要性について訴求

●第二話:温暖化による海面上昇を反省する惑星において、CO2を排出しないエネルギー開発の必要性を提言

●第三話:エネルギー確保を目的とした惑星間紛争を取り上げ、エネルギー安全保障と限りある資源について問題提起

●第四話:地震の多い火山惑星で健康リスクのあるエネルギー源を利用するための閉じ込め機能と耐震性に優れた発電所

●第五話:そして太陽系、地球・・・大切なのは技術を使う人間の心

 小生は漫画やアニメーションの類はあまり詳しくなく、銀河鉄道999についても良く知らないのですが、漫画の好きな小学生向けのPRとしては結構良くできたコンテンツだと思います。
 ただ、オイルショックの記憶のある世代としては、エネルギー不足に対する危機感がまだまだ足りないような気もしますが・・・


 で、第四話は間違いなく「原子力」ですね。
 そして、地震と言えば、全基復旧に向け努力している東京電力さんの柏崎刈羽。


 小生も地震直後から1基目が運転再開するまでの間、膨大な公表情報のほぼ全てに目を通していましたが、例の沈下による所変火災と屋外消火配管破断(何れも原子炉の安全性には全く無関係)以外は既存設備への大きな影響はありませんでした。
 小生は地震直後に直接現場を見た訳ではありません※が、原子炉の安全性は完璧で、それ以外の部分、つまり、通常運転や電力供給に関わる周辺設備、原災法上の非常事態の対応体制を補助するインフラ面等の問題点が炙り出されたものだと感じています。
 (さらに加えるならば、地震を機に、耐震設計指針評価が加速されたのも良いことなのではないかと。)


 発電所の健全性に関する感想は小生だけではなく、現地調査に入ったIAEAからは「素晴らしい!」、説明を受けた海外の原子力関係者からは「ダメージは少ない様だが、いつになったら運転再開するのだ」、原子力導入を計画する途上国からは「(この丈夫な発電所の)メーカーはどこか?」との話があったとも言います。
 ・・残念ながらこの手のポジティブな情報はどこも報道しませんが。



 ところで九州電力さんのアニメ、まさか反原発の人から、「放射能の恐怖を描いたヤマトに見られる様に、松本氏は原発には合わない。999を原発推進に利用するな。」とか妙なクレームは付かないでしょうね。(^_^;)
 松本氏は元々原子力に好意的らしく、福井県大飯にあるPR館のキャラクター原案に協力しているくらいですから、まず問題はないのでしょうけど。

エルガイアおおい
http://www.kepco.co.jp/pr/elgaia/energaia/index.html




※一応、復旧に向け作業中の発電所は見学させてもらっていますが。

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コメント(14件)

内 容 ニックネーム/日時
なるほど。銀河鉄道999ですか。原発は、核燃料の放射性物質、高レベル放射性廃棄物など、危険がいっぱいなので、無くて済むならその方がいいと思います。でも、いますでに大量に保管されてしまっている高レベル放射性廃棄物は、NUMOがテレビCM、新聞の全面広告などで盛んに宣伝して地層処分を進めようとしていますが、わたしも絶対に反対です。『低線量率放射線療法』という放射線療法に有効活用できるそうです。これについては何度か新聞記事などでも見たことがありますし、NHKのHPにも掲載されています。NUMOの人たちにもぜひ知ってもらいたいですね(o^−^o)
00777
2010/10/14 18:31
 横から失礼。

00777さんへ

 放射性廃棄物の処理に関して興味をお持ちのやうですので、このセミナーの11/6「科学技術と廃棄物処分を考える」の受講をお勧めします。
 http://www.n.t.u-tokyo.ac.jp/gcoe/shiminkouza10/

 私も仕事の都合がつけば聞きに行く予定です。(片道5時間程かかるのは少々苦痛ですが・・・)
 会場からの質問に答える場面もありますので、貴方の疑問・質問を投げかけてみては如何でせうか。

 なお、低線量放射線については、高レベル放射性廃棄物の有効利用にはならないと思います。
 両者はそもそも線量のレベルが全く違うため、人体に悪影響のないレベルまで希釈するためには再処理工場並の厳重な管理が必要なのは明らかで、これは元がとれる商売とは思えません。
 それに、製造プラント自体が将来的に低レベル放射性廃棄物になってしまうことを考えると、あまり有効な手段とは思えません。

 むしろ、現在既に商業ベースに乗っている、人形峠の土から作った「Doll Stone」の方が遥かに安上がりでしょう。(ちょっと頑張れば一般家庭にも設置できるレベルです。)

 あと、NUMOには原子力の燃料や放射線管理部門で長年働いてきた人も多いですから、低線量放射線のホルミシスについて知らないということは、絶対にあり得ませんよ。原子力学会等での情報交換もありますし。

あぁさぁ
2010/10/30 21:14


 わかりやすい貴重な情報をありがとうございます。

 私も考えてみたのですが、
00777さんがおっしゃっている低線量率放射線療法と、
あぁさぁさんがおっしゃっている低線量放射線やホルミシスは、
別物だと思います。

 現在もすでに世界中で、医学・医療で用いられている『低線量率放射線療法』は、一般業者などによる放射線ホルミシスなどのレベルとはまったく違いますし、線量率も非常に高い範囲まで幅があります。
使われている放射性核種(放射性物質)、放射線の種類も実に様々です。高中低レベルの放射性廃棄物もすべて使えます。
がん患者さんなどの、現在見捨てられている命がたくさん救えます。
今まで、怖いもの、人類最悪の放射能のゴミだと恐れられていただけの放射性廃棄物が、人類と地球を救う宝物になるのです。

 また、NUMOが行おうとしている地層処分は、
NUMOの公式サイトでさえ、今現在の予想額だけで、
すでに3兆円と公表されています。
実際には、表に公表されるお金だけで、最低でもこの数倍以上の巨額が使われるとされています。

Mary
2010/10/31 12:38


 このNUMOの必要経費も考えてみてください。
すべて国民の税金です。私たち全員が、強制徴収されるのです。

 この費用をいかにして抑え、高レベル放射性廃棄物などの放射性廃棄物を安全に処理するかが、死活問題だと思います。

 すでに関連プラントは、全国のあちらこちらで、
低レベルどころか、ものによっては高レベル放射性廃棄物です。
低レベルに希釈するのは、費用的、技術的にもとても簡単ですし、
既存の施設がそのまま使えますから、はるかに安全で、
しかも費用を桁違いに抑えられます。

 いずれにしても、今現在、日本国内だけで、キャニスター2万数千本以上分ある原発からの高レベル放射性廃棄物、今後も毎年1万5千本前後が国内の原発からの分だけで排出されるそうです。

 私たちの子や孫たちに、安全な世界を残してあげたいですね。

Mary
2010/10/31 12:41


 あっ、それから一つ言い忘れてしまったのですが、
みなさんご存じだと思いますが、
(放射される)放射線のレベルは、

放射性物質(放射線を放射する線源)自体を希釈したり、
放射能レベルが低下するまでの長い年月をおいておいたり、
原子核などの微小粒子や素粒子などを
超高速に加速して衝突させることによって
放射性崩壊を速めるなどする方法以外に、

放射性物質の周りを、
様々な安全かつ強固な材料で
巻いたり囲んだりすることで、
いかようにも簡単に下げることができます。

 要は、NUMOの山路亨理事長の判断一つです。
何の解決もできないまま退任に追い込まれるか、
偉大な仕事を成し遂げられるか、
道は、二つに一つです。

Mary
2010/10/31 13:07


 すみません。先ほどの「今後も毎年1万5千本前後が国内の原発からの分だけで」の「1万5千本」は、
「1,500本」の誤りでした。お詫びして訂正します。

 あぁさぁさん、
東京大学グローバルCOEプログラム
「世界を先導する原子力教育研究イニシアチブ」主催の
「科学技術と社会安全の関係を考える市民講座2010」の情報、ありがとうございます。

 この講座は、東京大学 大学院 工学系研究科 原子力国際専攻の
特別講義として開催するもので、今年で6年目だそうです。
開催期間は、2010年10月から2010年12月まで、
開催回数は合計5回(いずれも土曜日の13:30から17:00まで)だそうです。

第3回は、11月6日 「科学技術と廃棄物処分を考える」
■ 松田 美夜子 氏(前 原子力委員会 委員)
■ 石田 芳樹 氏(原子力発電環境整備機構(NUMO)広報部 副部長) 他

が、ちょうど開催されるそうです。
( http://n.t.u-tokyo.ac.jp/gcoe/shiminkouza10 )

 私もぜひ参加したいと思います。
 国民にとっても、NUMOさんにとっても、良い道筋が決まるといいですね。

Mary
2010/10/31 17:26
廃棄物利用については幾つか問題があります。

・線量の影響評価の問題
 放射線が人体に与える影響は、安全側としてLNT仮説が採用されており、ICRP勧告も「放射性同位元素等による放射線障害の防止に関する法律(放射線障害防止法)」もこの考えに基づき評価されています。
 動物を用いた実験においては放射線で寿命が伸びることは確認されていますが、今のところヒトを対象とした十分な研究は行われておらず(←考えたくもないですが)、これをヒトにそのまま当てはめるのは危険だと思います。

・放射性物質の管理上の問題
 既に原子炉で作られた放射性物質は医療にも使われていますが、これらは放射能が低く、また半減期が短いなど、比較的取り扱いやすい核種です。(テクネチウム99mが崩壊して生じるテクネチウム99は半減期が長いのでそれなりの管理が必要ですが。)
 高レベル放射性廃棄物には極めて半減期が長い核種が多く、これら医療用の放射性物質物質と同様に扱うのは不可能でしょう。
NUCNUC
2010/11/23 00:22
・製造プロセスにおいて発生する廃棄物の問題
 また、高レベル放射性廃棄物から化学的プロセスにより半減期の短い各種を分離するには、再処理工場と同様にセルを用いた大掛かりな設備が必要となり、そのプロセスにおいて別の廃棄物が生じる事、及び設備そのもの最終的には放射性廃棄物となる事、そして分離される核種の需要が極めて低いであろう事を考慮すると、あまり有効な利用方法ではないのではないかと思います。

・法令面
 廃棄物も含めた放射性物質の管理については前記の放射線障害防止法によって管理方法が定められています。さらに、もしウラン/プルトニウムを含む場合には「核原料物質、核燃料物質及び原子炉の規制に関する法律(原子炉等規制法)」も絡んで来ると思われます。
 民生レベルの使用にはこれらの改正が必要ですが、それには合理的な理由が必要であり、盗取・核テロのリスクが高まることを考えると困難だと思われます。
NUCNUC
2010/11/23 00:23
 半減期の長い高レベル放射性廃棄物を希釈するのは、放射性廃棄物の量を増やすだけだと思います。
 使っている間に減衰していくような代物ではないですし、最終的には放射性廃棄物として処分する必要がある訳ですから、分散させずに元から1箇所に纏めて環境から隔絶するのが最も良いと思います。

NUCNUC
2010/11/23 00:43


NUCNUCさん、では、あなたが住んでいる町に、
高レベル放射性廃棄物を埋めてもらってください。

あなたのおっしゃることは、
インターネットを少し見たことのある人なら、
だれでもわかっていることなのです。

問題は、実際にどうやって、
この人類史上最大の難局を乗り切るかなのです。

高レベル放射性廃棄物の最終処分場
(地下の永久埋設処分場)については、
どこの市町村も手を挙げないから、
NUMOも世界中の各国も困窮を極めているのです。

Mitchy
2010/11/23 19:20
勿論、小生の住む街でそのような話があれば、全面的に賛成します。

「世界の各国が困窮を・・・」とのことですが、オルキルオトやエストハンマルの例についてはどうお考えですか?


NUCNUC
2010/11/26 00:54
 インターネットを少し見たことのある人ならだれでもわかっていることかも知れませんが、オルキルオトは元々原子力発電所もあり、地層処分場の建設にも好意的で、研究のための掘削の後にそのまま実際の処分場が建設されることになりましたね。
 スウェーデンは脱原発政策に以降した際に、「原発やめても廃棄物はなくならない。どうしようか?」と最終処分場の必要性が原発賛成・反対を問わず認識され、数箇所の自治体が自ら誘致を申し出。
 最終選考的に残った2箇所からエストハンマルが選ばれた、と。
 補助金は3/4が落選した方の自治体に行き、選定されたエストハンマルの方には1/4のみ。これは、「処分場の建設・運用が地元経済の活性化に繋がるのだから、補助金は少なくて良い」との判断によるもの。
あぁさぁ
2010/12/05 01:53
脱原発ですねぇ。
ま。
2011/08/28 12:37
興味深い。
アイ
2012/03/22 18:30

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